認知症・高齢者の「本人の意思の尊重」は難しいのは わかっている。
先日書いた【「認知症基本法」ご存知でしょうか】にあるように今年から「認知症基本法」が施行されました。
まだ「基本法」なので具体的な施策は決まっていない。
自治体も どう変わってゆくのかも未知数である。
とにかく現状の地域包括支援センターのスタンスも知っておきたかった。
そこで、今 相談している内容について質問してみた。
愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 8 などから抜粋。
明文化して回答をして頂けるのは非常に有意義で評価できると感謝しております。
以下、本文
大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 【東海包括支援センター】続き
高齢者相談支援センター 高橋様
お世話になっております。
前回 御返信いただいた中で、
>3:人権侵害・高齢者への差別的発言について
上記の件ですが、差別的発言もしくは心理的虐待に当たるのか、私自身で判断するのは困難なため
高齢者相談支援センターとしての判断を仰ぎたいと存じます。
以下の一部は、2023年12月18日に高橋様に電話にて相談した内容ですが、
その時は、高橋様は特に問題視していなかったので その他も問題のある発言ではないかもしれません。
◆ヴィジット北崎、Y(本文では実名)看護師の発言(会話内容は全て母本人の前)になります。
【認知症だから、嫌がっても すぐに忘れるから 無理にでも訪問入浴を続けた方がいい】
【認知症だから、判断できないし、わからないから あなたが勝手に訪問入浴を決めてしまえばいい】
【それが出来ないのなら、老人ホームへ入るしかない】
【本人の意思を尊重と言われてもね、認知症だしね】
【なんなら精神病院の訪問看護に頼んだらどう、私たち引くよ】
【認知症だから、嫌がっても すぐ忘れるから 無理やりにでもやるしかないよ
【認知症だから、判断できないし わからないから、嫌がっても決めちゃってやればいいのよ】
【それが出来ないのなら、施設へ入るしかないよ】
以上、発言の一部ですが、ご検証していただきたいと存じ上げます。
宜しくお願い致します。
いつもお世話になっております。高齢者相談支援センターです。
返信が遅くなってしまい申し訳ありませんでした。先日送ってくださったメールの返答となります。
今回、息子様が問われている心理的虐待に当たるのかの“判断”については高齢者支援課が行うものであり、高齢者相談支援センターに“判断”の権限はありません。また差別的発言に関してですが、前回お伝えしたとおり事業所(看護師本人)に対して事実確認をしていない状況で、息子様から提供された情報のみで判断はできません。
高齢者相談支援センターとしては、今回の件は息子様からの通報・相談として取り扱い東海市高齢者支援課に報告させていただきます。但し、現在は訪問介護事業所も変更されているなかで、事業所(看護師本人)からの虐待リスクがないことから、高齢者虐待事案としての対応は難しいと感じております。(高齢者虐待は、高齢者が他者からの不適切な扱いにより権利利益を侵害される状態や生命、健康、生活が損なわれるような状態におかれること。となっており、現在はその状態が解消されているため。)
今後、高齢者虐待対応が必要な状態におかれるようなことがあれば、相談・通報をいただければと思います。よろしくお願いいたします。
>前回お伝えしたとおり事業所(看護師本人)に対して事実確認をしていない状況で
事実確認は誰がやるの?
>但し、現在は訪問介護事業所も変更されているなかで、事業所(看護師本人)からの虐待リスクがないことから、高齢者虐待事案としての対応は難しいと感じております。
新しい訪問看護サービスを利用しているようなので、ヴィジット北崎 訪問看護の件は過去の問題だから、水に流して無かったことにして、という解釈でいいの?
>今後、高齢者虐待対応が・・・・
なんか最後の文は、〆になっているようですけど、何も問題解決してないのに もう相談メールは送らないでね、ということなんだろうか?
ついでに【ChatGPT へ質問してみた「認知症・高齢者への差別的発言」】
ChatGPT は、まだまだ未完成なチャット生成AIであり、参考ぐらいにしかなりませんが。
次の発言は差別発言になりますか【認知症だから、嫌がっても すぐに忘れるから 無理にでも訪問入浴を続けた方がいい】【認知症だから、判断できないし、わからないから あなたが勝手に訪問入浴を決めてしまえばいい】【それが出来ないのなら、老人ホームへ入るしかない】【本人の意思を尊重と言われてもね、認知症だしね】【なんなら精神病院の訪問看護に頼んだらどう、私たち引くよ】【認知症だから、嫌がっても すぐ忘れるから 無理やりにでもやるしかないよ【認知症だから、判断できないし わからないから、嫌がっても決めちゃってやればいいのよ】【それが出来ないのなら、施設へ入るしかないよ】
はい、この発言は差別的とみなすことができます。以下の理由からです:認知症を持つ人々の自己決定権を侵害しようとしていると受け取れる部分があります。本人の意思や希望を尊重することが重要であり、無理やりに訪問入浴を続けることや施設への入所を強制することは、その人々の権利を侵害する行為です。認知症を精神疾患と同一視している部分がありますが、これは誤解を招く可能性があります。認知症は精神疾患ではありません。そのため、精神疾患の訪問看護を提案することは、誤ったイメージを広める可能性があります。以上の理由から、この発言は差別的であり、認知症を持つ人々に対する尊重や配慮を欠いたものと言えます。
市長への手紙・メール
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