障害者向けグループホームの運営会社「恵」 不祥事まとめ 5


この件は、運営の「恵」、グループホーム訪問看護ステーションが同じ経営組織だったので、組織ぐるみでの不正が暴走した。

中日新聞の紙面では確か、訪問看護師が取材に応じて

グループホーム訪問看護を15時頃したのに、ホーム側から

18時以降に入ったことにしてくれ(時間外報酬で儲かる)と言われて不信感を抱いたと証言していた。


正確な記述が見付けられなくて申し訳ない。

中日新聞では、昨年11月ごろから積極的に報道していたが、紙面で報道して、ウェブニュースでも報道していたのに
ネット上の記事は、ほとんど削除されてリンク切れ。前回の記事も即削除。取り敢えずキャッシュで拾えたが。
中日新聞東京新聞)、なんか都合悪いの?責任もって報道してね。





訪問看護週3回、血圧書き写すだけ…「恵」請求は月8万円にも 利用者家族は疑問視

2024年2月3日 05時05分






「息子は元気で、体はどこも悪くない。週3回の訪問看護が必要なのか」。
知的障害のある長男が愛知県内の恵のグループホームで暮らしているという母親は、驚いた様子で話した。
 長男が恵のホームで暮らし始めたのは4年ほど前。それまで自宅で過ごしていたが、訪問看護を受けたことはなかった。約2年前、ホームの管理者から「健康管理のため」と訪問看護を受けるよう求められた。恵が運営する訪問看護ステーション「MGK24」(名古屋市緑区)と契約を結んだが、訪問回数など詳細な説明はなかった。
 昨年11月、本紙が恵の訪問看護事業で「虚偽記録を作成」と報道。母親がMGK24に確認すると、訪問看護を週3回受けていることを初めて知った
 長男は障害者医療証を持っているため医療費の自己負担はなく、家族に請求が来ないため気づかなかった。「どんな看護を受けているんですか」と問い合わせると「血圧を測るなどしている」との説明を受けた。
 母親が明細書の送付を求めると、多いときは月に14日も訪問看護を受け、2日連続のこともあった。請求額は月7万~8万円に上り、自治体と健康保険組合が費用を負担していた。「医療費抑制が叫ばれる中で、適正な訪問看護なのか」と疑問視する。
 血圧はホームの職員が測定しても問題はない。MGK24のある看護師は取材に「上司の指示で、職員が測定した血圧を書き写すだけだが、看護師が測ったことにしている。元気な人のところに行っても、やることがない」と明かした。
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食材費の過大徴収などが問題となっている障害者グループホーム運営大手の福祉事業会社「恵(めぐみ)」を巡り、愛知県は2日、ホームの利用者が受けた福祉サービスの記録が監査で見つかったとして、不正請求の有無に関する調査に乗り出したことを明らかにした。食材費の過大徴収は県内の全ホームで計約2億1800万円と公表した。
 記録は1月下旬に県内の自治体が見つけ、県に報告。各利用者に提供した福祉サービスの内容が、統一的な書式に手書きされていた。それまでの監査では提出されず、県が恵側に問い合わせると、県所管の全13ホームに同種の記録があったことが分かったという。
障害者総合支援法では、提供するサービスごとに報酬額が決まっている。県は今回の記録と、自治体に請求された報酬額を照合し、不正請求の有無を調べる方針。作業が膨大なため、処分などの決定に数カ月かかるとした。
 食材費の過大徴収は、昨年6月までに開所した県内の全26ホームで確認。期間は2018年9月~昨年3月の4年半にわたった。恵は、対象の654人のほとんどに返還したという。内訳は県所管の13ホームが約1億円、名古屋市の5ホームが約7200万円、岡崎市の3ホームが約2400万円などだった。
 大村秀章知事は会見で「報酬は税金、公金から出されている。全てを突き合わせ、不正の有無を確認する」と説明。食材費の過大徴収には「けしからんことで、返せばいいというものではない。経済的虐待に当たり、厳正に対処する」と述べた。厚生労働省は昨年12月の改善勧告で、過大徴収は組織的、継続的と指摘している。


恵の食材費過徴収、幸田町が経済的虐待と認定 同町で利用者25人から1200万円


2024年2月3日






愛知県幸田町が2日、恵の西日本支社(名古屋市緑区)に対し、食材費の過大徴収が経済的虐待(事業者の不当利得)に当たると認定したことが分かった。食材費の過大徴収の虐待認定が明らかになるのは初めて。
 同町の恵のグループホームでは、利用者25人から計約1200万円を過大徴収していた。町は徴収額と実際の支出額との差が大きいことや、返金に対する説明が不十分であることを問題視。障害者虐待防止法が定める経済的虐待と認定したという。










「認知症基本法」ご存知でしょうか



先日の記事「認知症で電車事故 」あれから 愛知県大府市  でも取り上げましたが、


2023年6月14日に可決された【認知症基本法「共生社会の実現を推進するための認知症基本法案」が、

2024年1月1日に施行されました。

内容は、
参議院本会議で可決された法案だけに少し難しいです。

まだ自治体でも周知されていないところが多いです。

一部を紹介

(基本理念)
第三条 認知症施策は、認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすことができるよう、次に掲げる事項を基本理念として行われなければならない。
 全ての認知症の人が、基本的人権を享有する個人として、自らの意思によって日常生活及び社会生活を営むことができるようにすること。
 国民が、共生社会の実現を推進するために必要な認知症に関する正しい知識及び認知症の人に関する正しい理解を深めることができるようにすること。
 認知症の人にとって日常生活又は社会生活を営む上で障壁となるものを除去することにより、全ての認知症の人が、社会の対等な構成員として、地域において安全にかつ安心して自立した日常生活を営むことができるようにするとともに、自己に直接関係する事項に関して意見を表明する機会及び社会のあらゆる分野における活動に参画する機会の確保を通じてその個性と能力を十分に発揮することができるようにすること。
 認知症の人の意向を十分に尊重しつつ、良質かつ適切な保健医療サービス及び福祉サービスが切れ目なく提供されること。
 認知症の人に対する支援のみならず、その家族その他認知症の人と日常生活において密接な関係を有する者(以下「家族等」という。)に対する支援が適切に行われることにより、認知症の人及び家族等が地域において安心して日常生活を営むことができるようにすること。
 認知症に関する専門的、学際的又は総合的な研究その他の共生社会の実現に資する研究等を推進するとともに、認知症及び軽度の認知機能の障害に係る予防、診断及び治療並びにリハビリテーション及び介護方法、認知症の人が尊厳を保持しつつ希望を持って暮らすための社会参加の在り方及び認知症の人が他の人々と支え合いながら共生することができる社会環境の整備その他の事項に関する科学的知見に基づく研究等の成果を広く国民が享受できる環境を整備すること。
 教育、地域づくり、雇用、保健、医療、福祉その他の各関連分野における総合的な取組として行われること。


はい、難しいですね。

下に わかりやすく紹介してあるサイトを抜粋してみました。

ご参考になれば幸いです。





2024年1月1日 4時56分 







認知症の人が安心して暮らせるための国や自治体の取り組みを定めた「認知症基本法」が1日、施行されました。認知症をめぐっては、原因の1つ、アルツハイマー病の新しい治療薬もことしから本格的に投与が始まる予定で、今後、医療と社会の両面で取り組みを進めることができるか注目されます。

厚生労働省によりますと、国内の認知症の人は年々増えていて、団塊の世代がすべて75歳以上となる来年・2025年にはおよそ700万人、高齢者のおよそ5人に1人が認知症になると予測されています。

1日施行された「認知症基本法」は、認知症の人が尊厳と希望を持って暮らせるよう取り組みを進めることを目指しています。

具体的には、認知症の人が安心して暮らせるように、国民に認知症についての理解を促す啓発を行うことや、認知症の人が、社会参加できる機会の確保、それに医療や福祉サービスの提供体制の整備などを進めることにしています。

また、法律で規定されている総理大臣が本部長の認知症施策推進本部を今月中にも発足させ、認知症の本人やその家族などに意見を聞き、取り組みを進めるための基本計画を作ることにしています。

認知症をめぐっては、原因の1つ、アルツハイマー病の新しい治療薬もことしから本格的に投与が始まる予定で、今後、医療と社会の両面で取り組みを着実に進めていくことができるか、注目されます。






























 

 

【介護不正】障害福祉サービス事業所が介護給付費不正受給 鳥取



鳥取障害福祉サービス事業所が介護給付費不正受給

02月01日 17時50分





鳥取市にある障害福祉サービス事業所が、訪問介護した職員の人数を水増しして、介護給付費820万円あまりを不正に請求し、受け取っていたことが分かりました。
市は返還を求めるとともに、介護給付費の支給を制限する一部効力の停止3か月の処分としました。

介護給付費を不正に受け取っていたのは、鳥取市南吉方の障害福祉サービス事業所「えがお株式会社」です。

市によりますと、この事業所は6年前の7月から去年6月にかけて、介護サービスの利用者に対し、本来2人の職員で対応するところを、1000回あまりにわたって、1人が欠席したり遅刻したりしていたにもかかわらず、2人分の給付費を請求し、820万円あまりを不正に受給していたということです。

市が去年7月に、訪問介護員の勤務実績と照合したところ、出勤した人数と請求された金額が合わなかったことから不正が発覚したということです。

市は2月1日付けで事業者に対し、不正に受給した額に40%分の加算額を加えた1150万円あまりの返還を求めるとともに、介護給付費の支給を、請求額の7割に制限する一部効力の停止3か月の処分としました。

鳥取市地域福祉課は「不正受給が連続して発生し、市民に不安を与え申し訳ない。障害福祉のサービス事業者を集めた研修を行うなどして、法令順守の徹底を求めたい」としています。



介護給付費826万円を不正請求 訪問介護員1人しかいないのに2人分請求し続けた事業者を行政処分

2024年2月1日(木) 13:33







居宅介護の介護給付費を水増しして請求し、826万円を不正に受け取っていたとして、居宅介護事業者に対し行政処分が行われました。

行政処分を受けたのは、鳥取県鳥取市南吉方のえがお株式会社で、鳥取市によりますと2018年7月から2023年6月までの介護給付費の請求について、2人の訪問介護員のうち1人しかいない時間があったにも関わらず、2人分を請求していました。

誤った認識を持ったまま、長期にわたり不正な請求を続け、不正に受け取った金額は826万円にのぼりました。

このため鳥取市は、2月1日付で、一部効力停止3か月の行政処分を行い、今年2月から4月までの介護報酬請求の上限が7割に制限されます。

なお鳥取市は不正に受け取っていた介護給付費について、返還させることにしています。






「認知症で電車事故」あれから  愛知県大府市


私が9年ほど前に このブログで取り上げた記事

「認知症で電車事故 妻に賠償命令 愛知県大府市 問題点は奥が深い」





報道が一過性のものでなく、その後もクローズアップしてゆくことは非常に有意義なことである。

愛知県大府市の取り組みが、介護福祉に積極的で素晴らしい。

認知症基本法」に先駆けて、「認知症不安ゼロのまちづくり」「認知症条例」「認知症サポーター」などの大府市の施策はこれからの指標となる。

事故から16年、このようなカタチで残せる施策に結実して 決して無意味にならなかったことが救いであろう。

あとは、これらの施策を如何に拡げて 実効性のあるものにしてゆくかが、私たちの使命なのかもしれない。





<知多 この一年>(上)認知症基本法が成立 大府市の施策にスポット
2023年12月27日 05時05分



認知症の人が尊厳を持って暮らせる社会を目指す「認知症基本法」が6月に成立し、当事者や家族に対する支援により目が向けられたこの1年。全国に先駆けて「認知症不安ゼロのまちづくり」を進めてきた大府市の施策にあらためて注目が集まる機会にもなった。
市の認知症施策WHOの視察団=11月7日、大府市役所で

市の認知症施策WHOの視察団=11月7日、大府市役所で

 11月上旬。世界保健機関(WHO)が提唱する「健康都市」を推進する欧州の都市の首長ら13人が大府市を視察に訪れ、取り組みを学んだ。
 市は長年、市内の国立長寿医療研究センターなどと連携し、予防や当事者らへの支援を進めている。
2017年には、認知症に関する施策の推進を目的とした「認知症条例」を全国で初めて制定。認知症の人が事故などで損害賠償請求される場合に備えて市が保険料を肩代わりする制度を導入したり、知識と理解を持つ「認知症サポーター」を2万人以上養成したりと、さまざまな施策を打ち出した。
WHO欧州地域事務局でアドバイザーを務めるキラ・フォーチュンさんは「認知症の人たちに必要な支援や介護を提供する努力は称賛に値し、素晴らしい手本になる」と関心を寄せた。
 市が施策を充実させる一つのきっかけとなったのは、07年、一人歩きをしていた市内の認知症の男性=当時(91)=が列車にはねられて亡くなり、その後、損害賠償の裁判で家族の監督責任が問われたことだった。
 「認知症の人を家に閉じ込めるのではなく、地域で自由に生活できるように支援しようという流れに変わった」。この事故で父を亡くした大府市の高井隆一さん(73)は、近年の社会の変化を好意的に受け止める。
認知症を題材にした紙芝居を披露するボランティアら=7月25日、大府市内で(同市提供)

認知症を題材にした紙芝居を披露するボランティアら=7月25日、大府市内で(同市提供)

 中でも、市の認知症サポーターの養成は「認知症について多くの人に理解してもらうきっかけになっている」とみる。「サポーターが増えた現在であれば、父は助かったのかもしれない。認知症の人が街中に出ることを後押しするような支援が広がってほしい」と願う。
 条例の制定から6年たち、草の根の活動も広がっている。今年は、認知症当事者の実話に基づいた子ども向けの紙芝居を市民ボランティアが中心となって作り、披露した。
 市高齢障がい支援課の担当者は「さまざまな人に携わってもらうことで、認知症に対する理解の普及啓発につながっている」と実感を込める。
 「認知症は誰でもなりうる。支援が必要な人に手を差し伸べるためにも偏見や差別を取り除き、(認知症であることを)オープンにしやすいようにしたい」と担当者。「認知症不安ゼロ」への歩みはこれからも続く。 (望月海希)
 ◇ 
2023年が間もなく終わる。知多半島のこの1年を振り返る。

 認知症鉄道事故 2007年12月、大府市認知症の男性=当時(91)=が、妻=当時(85)=がうたた寝した数分間に自宅を抜け出した後、市内のJR共和駅構内の線路に立ち入り、列車にはねられて死亡した。

 その後、遺族はJR東海から約720万円の損害賠償を求める訴訟を起こされた。一審は妻と長男の高井さんに、二審は妻のみに賠償責任を認めたが、最高裁では家族は免責となり逆転勝訴した。





「いまなら父は…」認知症鉄道事故から15年、遺族がみた社会の変化

2023年10月8日 13時00分





「どこ行くの?」

 いまなら「おやじ」に、そんなひと声をかけてくれる人がいるかもしれない。

 でも、連絡先を記した名札を身につけた認知症の父は、誰からも声をかけられず、駅の改札を抜けて隣駅まで行き、列車にはねられて死亡した。

 あの事故から15年余り。

 亡くなった男性の長男、高井隆一さん(73)=愛知県大府市=はいま、社会の中で、認知症の人を見守る目が生まれてきた、と感じている。

 「一番変わったのは『徘徊(はいかい)』という言葉。ひと昔前は、認知症の人について必ず徘徊という言葉が出ていました」

 世界アルツハイマーデーの9月21日、大府市が主催した対談イベントで、高井さんはそう切り出した。

 その手には、2016年3月2日付の朝日新聞の1面記事を持つ。見出しには「徘徊事故 家族に責任なし 認知症 JR賠償請求に最高裁判決」とあった。

 2007年12月、高井さんの父(当時91)は、介護にあたっていた母がまどろんでいたすきにひとりで外出。列車で移動し、駅のホームから線路に下りてはねられた。

 この事故をめぐり、JR東海は、高井さんら介護家族の「監督責任」を問い、振り替え輸送費など720万円の賠償を求めて提訴。二審・名古屋高裁は、同居の母にのみ監督責任を認めて約360万円の賠償を命じたものの、最高裁は16年3月の判決で、高井さんらに賠償責任はない、とした。

 歴史的な日の新聞を手に高井さんが強調したかったのは、自身の逆転勝訴ではない。

 社会の変化だ。

 認知症の人が出歩くことには、目的があると思ってきた。父がひとりで出歩いた先に、かつて勤めていた農協や、生家の跡地があったからだ。事故が起きた日も父はトイレを探しあぐね、線路に下りたようだった。




認知症の人が特別視されない社会へ JRに勝訴・大府の高井さん市長と対談
2023年9月22日 05時05分





「世界アルツハイマーデー」の21日、認知症の父親を列車事故で亡くした大府市在住の高井隆一さん(73)と岡村秀人市長の対談が市役所であった。高井さんは近年、認知症患者や家族への理解が広がっていることを喜びつつ、「認知症の人が特別視されない社会になってほしい」と願いを語った。
 高井さんの父=当時(91)=は2007年、同市のJR共和駅構内で線路に降り、列車にはねられた。その影響で列車の運行が一時停止したとして、高井さんらはJR東海から損害賠償を請求され、提訴された。一審、二審は会社側の請求が認められたが、最高裁では家族は免責となり逆転勝訴。事故をきっかけに、市は17年、認知症に関する市の責務や施策を定めた条例を全国で初めて制定した。
 対談では、市の条例制定後の社会の変化や、今後の期待について2人が意見を交わした。
 岡村市長は、条例制定後、認知症の市民が事故などを起こし、損害賠償を求められる場合に備えて市が保険料を肩代わりする制度を設けたり、「認知症サポーター」の養成を促進したりと支援の輪を広げてきたことを紹介。「理解は進んできたと思うが、まだやるべきことはたくさんある」と語った。
 高井さんは、「徘徊(はいかい)」という言葉が報道などで使われる機会が減ったことを挙げ「本人は目的があって外出しており、徘徊とは言えない」とその変化を喜んだ。市の施策については「認知症に対する理解を広めてもらいありがたい」と感謝し、「サポーターが増えた今では、父も声をかけてもらい、助かったかもしれない」と話した。 (望月海希)




鉄道会社からの損賠訴訟逆転勝訴の高井さんが講演 認知症患者に「声かけを」


2023年7月14日 05時05分





認知症の父親を鉄道事故で亡くし、事故に関連する損害賠償請求の裁判で鉄道会社と闘った大府市の高井隆一さんが十一日、津島市文化会館で講演した。
 つしまオレンジサポーターの会が主催。高井さんの父親は二〇〇七年十二月に電車にはねられて亡くなり、高井さんは鉄道会社から七百二十万円の損害賠償訴訟を起こされた。一審、二審は会社側の請求を認めたが、一六年の最高裁判決はこれを覆し、家族に責任はないとして逆転勝訴した。
 高井さんは「裁判では憤りを感じたこともあった。最高裁の判断は、認知症となっても生まれ育った地域で家族が支えるための礎となる判決になったのでは」と評価した。その後、大府市では、認知症になっても不安がないよう取り組みを強化しているという。
 認知症のお年寄りが外出する様子を「徘徊(はいかい)」という言葉で表現することに対し、高井さんは「目的もなく歩いているわけではないので、認知症の場合は徘徊という言葉を使うのは避けてほしい」と指摘した。認知症サポーターが千四百万人以上いる現状について、「今なら父は助かったかもしれない。勇気を持って『いい天気ですね。どこかお出かけですか』と声をかけてほしい」と呼びかけた。
 (吉田幸雄)





愛知県大府市の施策や介護福祉サービスが充実しており 素晴らしい。

私の住む愛知県東海市とは 知多北部広域連合で連携しているはずだけど。



恥ずかしながら 隣街に住んでいながら、大府市認知症への取り組みや施策を知らなかった。

情弱ではないつもりだが。

せめて 知多北部広域連合(長は東海市長が兼務)が、情報を共有して市民に発信してくれれば、と感じる。

これも 縦割り行政の問題なのか。















 

 

大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 【東海包括支援センター】

  •  
高齢者相談支援センター高橋です。
メール内容確認いたしました。
送っていただきました内容につきましては、週明けにでも改めてお返事したいと思っています。

よろしくお願いいたします。








RE: RE: 大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題
  •  


東海市高齢者相談支援センターです。

1/18に息子様から頂いたメール内容につきまして、高齢者相談支援センターとしての回答です。ご確認ください。

 

 

1:契約違反および詐欺について

①計画書及び訪問看護計画に記載の件に関しては、期間を含め実際の帳票を確認することで判断が可能。ケアマネジャーと事業所、家族で書類を確認することで客観的に真偽の判断がつく。

②訪問入浴の導入によるサービス状況の変化に関して、清拭が計画書に記載していない場合、再度利用を希望するのであれば、ケアマネジャーへの依頼は必要。今回の場合はそこに至る経緯に関して家族と事業所側に齟齬がみられるため①同様、ケアマネジャーと事業所、家族で書類を確認することで客観的に真偽の判断がつく。

①、②について言えることは、家族と事業所の意見が食い違っていることで生じている。ケアマネジャーのケアマネジメントがどのようになされているか確認をすることが重要。第三者的な立場として話し合いの場に立ち会うのみの対応は可。高齢者相談支援センターとして法律的な部分に関しての関与はできない。必要であれば法律の専門家への相談を勧める。

 

 

2:不正請求について

不正請求かどうかの判断は高齢者相談支援センターではできないため介入は不可。不正請求に基づく行政処分はサービス種類により管轄が異なるが、都道府県・各保険者がおこなうものであり、疑いある場合は愛知県国民保険団体連合会、保険者である広域連合に相談するよう勧める。

 

 

3:人権侵害・高齢者への差別的発言について

現時点での看護師本人への事実確認についてはできているのかは判断できない。看護師からの不適切及び差別的発言に関しては、東海市高齢者支援課と事実確認をしていくことになる。発言等の証拠の有無や不適切及び差別的発言を受けた時期によって、判断や対応に違いがあることを理解してもらう必要がある。現時点では、高齢者相談支援センターとしての立場での介入は可。

 

 

4: ヴィジット北崎 への聞き取り調査もしくは事実確認について

サービス事業所への聞き取り調査もしくは事実確認に関しての権限は高齢者相談支援センターにはないため介入は不可。不正請求と同様、愛知県国民保険団体連合会、保険者である広域連合に相談し、必要と判断されればサービス事業所への聞き取り調査もしくは事実確認がおこなわれる。

 

 
文章では伝わりにくい部分もあるかと思います。その際は一度電話でご連絡いただけると幸いです。宜しくお願い致します。











愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題

愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題2

愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 3

愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 4


愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 5

愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 6

愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 7





愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 8




訪問看護ステーション    ヴィジット北崎   中村主任
引き続き大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 への回答を至急報告宜しくお願い致します








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知多北部広域連合


東海市高齢者相談支援センター(東海包括支援センター)


愛知県福祉局高齢福祉課


愛知県国民健康保険団体連合会




東海北陸厚生局
 

関東信越厚生局

保険医療機関等、訪問看護ステーション及び柔道整復師等において不正請求等が行われた場合の取扱いについて








 

愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 7


大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 【東海包括支援センター】


【愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 6】より続く


【暫定的な独自ルールの暴走(矛盾を言繕うために)と誤算 2】


10月

私「母の全身の状態観察をしてもらえませんか」

Y看護師「それは、体拭きや寝巻の交換などを含めて「清拭」になりますので、ケアマネジャーに依頼してください」


11月に入ったら、また「謎ルール」がでてきた。

2023/11/17
Y看護師「体拭きは、どうしても訪問入浴できない人、できない理由があればやるけど」

「例えば 衰弱してる人、点滴してる人、ストーマとかしてる人は清拭やりますよ」



私、えっ?普通にやってくれますよ、他の訪看さんでも。

ヴィジット北崎としてY看護師さんも 半年前まで週2回やってたじゃないですか?

言葉が出なかった。



*Y看護師は、ヴィジット北崎訪問看護サービスの常勤3名のうち
50代後半のベテラン看護師、他の2名は、主任と他1名で共に小中学生の子育て中である。
去年(2023年)3月末にリーダー看護師が退職してから、人手不足もあるのか、運営方針が知らないうちに改変されていた。訪問看護サービス利用者としては何も聞かされてないのに、知らないうちに サービス内容が簡素化されても困ってしまう。

ーーーーーーーーーーーーー


去年(2023年)11月に入っても 私がオムツ交換、褥瘡(床ずれ)のケア、体拭き、着替え、シャンプー全てやってきた。

訪問看護サービスは相変わらず、体拭き、着替え、シャンプーは一切やらなかった。

健康管理も褥瘡のケアだけで、他の健康相談は まともに対応してくれなかった。



私の母の介護は、オムツ交換が日に4回定期と随時

朝一番の介護は一番大変。朝食の介助から始まり、すぐにオムツ交換に取り掛かる。

やはり朝一番は汚れが多い、寝巻きまで濡れてしまうこともある。

褥瘡(床ずれ)のガーゼも当然汚れ、褥瘡ポケットの感染予防のために

お湯洗い、石鹸洗浄、軟膏などのケアは欠かさない。

素人の私の介護に 寝たきりの母も協力してくれるので助かる。

他にも色々と介護して、10時過ぎや10時半ぐらいまでかかる。

母も私も毎日疲れて 11時頃に ようやく一息付ける。


訪問看護はというと 週に3回 各1時間入ってくれる。

時間帯は、9:30、11:00、13:30、15:00のいずれか。

訪問看護側の都合で毎回 次回の訪問予定時間を告げられる。

以前はバラバラの時間帯であったが、気付いてみたら 10月末から12月まで 11:00ばかりであった。

最初は全然気にならなかったが、毎回続くと違和感が出てきた。

結局、1時間前にやったことを訪問看護で同じことをしてるだけ。

朝から私がしているオムツ交換や褥瘡(床ずれ)のケアと被るようになった。



結局、同じことを繰り返すだけで オムツも汚れてないし 褥瘡のガーゼも汚れていない。

まだ、体拭きや着替え、シャンプーや全身の状態観察をしてくれるのなら助かるが、全然やるつもりは無いようだった。



流石に訪問看護師もやることがないのに気付く。
でも30分以上は滞在しないとまずいのだろうか?



母も同じことをされても面倒で、遂に「介護拒否」が始まった。無理もない。

私自身、母の介護が済んで休憩したいほどだ。

母も私の朝一の介護に付き合って疲れているのだ。

訪問看護の意味がないし、やることないのに来られても。


特に訪問看護のY看護師は、以前から母への「声掛け」が足りず、

横向きにする際も 声より先に手を出してしまうので、母は痛がった。
特に両脚は人工関節のため、太もも付近を不意に触られると痛がり、
Y看護師にも1年前から伝えているのに。

私が毎回「手を出さなくても 声掛けすれば 母自身で寝返りできます」と言っているにもかかわらず。


その後も Y看護師の母に対する「声掛け」や 痛がっても無理に手を出す行為は続いた。

母は抵抗して「介護拒否」を始めたわけである。

このまま「介護拒否」が続けば、他の介護サービスにも影響が出かねないと判断した。

実際、他の看護師や訪問リハビリの時に その傾向がみられた。

そこで、Y看護師が訪問した際に 介護を始める前に 話し合いの場を作った。


ーーーーーーーーーーーーー


前回の記事でも書いたわけだけど、Y看護師のスタンスがこの調子なので

認知症だから、嫌がっても すぐに忘れるから 無理にでも訪問入浴を続けた方がいい】










認知症だから、判断できないし、わからないから あなたが勝手に訪問入浴を決めてしまえばいい】

という発言を母本人の前で言ってしまう。



次は、「訪問看護」も「訪問リハビリ」も嫌がっても 認知症だから、すぐに忘れるから無理にでもやれとなってゆく。


つづく



前回の書面による回答から、今現在 何の連絡もありません。
18回ほどメールで催促したのですが。

(追記:1月29日現在  追加で4通ほど連絡しましたが、回答なし)


医療法人 利靖会
訪問看護ステーション ヴィジット北崎 中村主任
引き続き【大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 】
への回答を至急報告宜しくお願い致します。









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知多北部広域連合



東海市高齢者相談支援センター(東海包括支援センター)



愛知県福祉局高齢福祉課


愛知県国民健康保険団体連合会




東海北陸厚生局
 

関東信越厚生局

保険医療機関等、訪問看護ステーション及び柔道整復師等において不正請求等が行われた場合の取扱いについて









 

愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 6


愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題

愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題2

愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 3

愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 4


愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 5

愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 7

愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 8


【愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 5】より続く


 【暫定的な独自ルールの暴走(矛盾を言繕うために)と誤算 1】

去年(2023年)の12月まで、1年間 「ヴィジット北崎 訪問看護サービス」 を利用してきた。

しかしながら、2023年の3月末にリーダー看護師の退職により 訪問看護のサービスが激変した。

常勤4名(管理者含む)非常勤1名から、常勤3名非常勤1名になり人員不足。
(スタッフのメンバーに変わりなし)

それ以降   週に2度の清拭は無くなり、全身の状態観察も無くなった。

全身の状態観察が無くなったことにより、健康管理もおろそかになっていった。

特別指示書(医療指示書)にある 縟瘡(床ずれ)のケアだけになってしまった。
訪問看護開始時からの足指のケアは残されていた)

週に3回から4回  各1時間   訪問看護サービスを利用したわけだが、そんなに時間はかからないはず。
素人の私自身が実際にやっていることだから わかる。 



清拭の省略をみてみよう。

前回の回答書によると「訪問入浴介入(週一)」が理由だと書かれている。

1. 訪問入浴が入ってから清拭しなくなった理由

訪問入浴介入となり保清が保たれていたため、息子様に説明させていただき定期的な清拭はなしになりました。
皮膚の状態や寝衣の汚染時など清拭や寝衣交換が必要と感じた時は声掛けさせていただきましたが、ご希望されなかったので実施いたしませんでした。

  愛知県大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 2 より

しかしながら、「訪問入浴介入」の以前から清拭は無くなっていた。

そして「訪問入浴介入」が終了してからも。




去年(2023年)の9月末から状況が変化していったのである。

母は訪問入浴が苦手で、以前から拒否していた。

羞恥心、自尊心、恐怖心 いろいろあるのだろう。

本人の意思を尊重して訪問入浴を断った。


それを聞いた「ヴィジット北崎の訪問看護」としては、9月末から態度が急変した。

「訪問入浴」が前提の【謎ルール】「1. 訪問入浴が入ってから清拭しなくなった理由」が成立しなくなる。

「訪問入浴」を続けてもらわなければ困る状況になってしまった。

その日から
「ヴィジット北崎の訪問看護」からの「訪問入浴」再開の催促が始まった。

訪問看護」に来ているのか「訪問入浴のセールス」に来ているのか わからないほどであった。


週に3回 訪問看護にくるわけであるが、毎回言われると辟易してしまう。

なぜ そこまで「訪問入浴」にこだわるのか???

最初は母の健康を心配しての説得だと受け取っていたが、異常過ぎた。



そして訪問入浴の再開をしない私に業を煮やして(母本人の前で)


【(認知症だから)嫌がっても すぐに忘れるから 無理にでも訪問入浴を続けた方がいい】

【(認知症だから)判断できないし、わからないから あなたが勝手に訪問入浴を決めてしまえばいい】


*この時点では
認知症だから)は口に出してなかった。


私としては、以前のように「全身の状態観察を含む清拭」を再開して欲しいだけであった。


私「母の全身の状態観察をしてもらえませんか」

Y看護師「それは、体拭きや寝巻の交換などを含めて「清拭」になりますので、ケアマネジャーに依頼してください」


明らかにバレる「謎ルール」であった、ケアマネジャーにも確認した。

事実1年前から「清拭」は、最初の契約書にも居宅サービス計画書にもあり、

半年前まで週に2回(汚れている場合は適宜)やってきたではないか。




その後も意味不明な謎ルールが連発して出てきた(後ほど紹介)、

謎ルールを誤魔化すために、謎ルールを作ってしまう。





その後、差別的発言や行動がエスカレートしてゆくのであった。


つづく





前回の書面による回答から、今現在 何の連絡もありません。
12回ほどメールで催促したのですが。

(追記:1月23日現在  追加で6通ほど連絡しましたが、回答なし)


医療法人 利靖会
訪問看護ステーション ヴィジット北崎 中村主任
引き続き【大府市 ヴィジット北崎 訪問看護サービス 介護不正問題 】
への回答を至急報告宜しくお願い致します。

















知多北部広域連合


東海市高齢者相談支援センター(東海包括支援センター)



愛知県福祉局高齢福祉課


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